シルバーアクセサリーの家でできる手入れについて

こんばんは!

今回はシルバーアクセサリーの手入れについてご説明しようかと思います。

経年変化でいぶしが入ってくるものかっこいい!というのもあるのですが、やはり光沢が出ていたほうがかっこいいアイテムありますし、ちょっとした手入れの知識があるだけで、気に入ったアイテムを長く使っていきたいですよね?

今回は簡単にできる手入れの方法を紹介します。

光沢感がなくなるのは何故?

最初買ったときはぴかぴかの光沢があったのに、使ってくると徐々に曇った感じになってくるというのは、シルバーアクセサリーをつける方だとよくある経験ではないでしょうか?

この原因は、表面についた細かいキズが原因です。

アクセサリーは主に先端につけるものです。身に着けて生活していると、知らず知らずのうちにぶつかったりしてキズが入ってしまいます。

シルバーアクセサリーは、製品として世に出されるとき、鏡面仕上げと呼ばれる状態にあります。(中にはあえて表面を荒く仕上げておくようなものもありますが)

鏡面仕上げは、表面の凹凸を可能な限りなくて平らにした状態です。

ここに細かいキズ等の凹凸があると、反射する光が乱反射するため、鏡のような光沢感が失われてしまします。

逆にいえば、この細かいキズをなくしてやれば、買った当初のような綺麗な光沢を取り戻すことができるというわけです!

また、もう一つは表面の銀が硫化(硫黄分と反応すること)することも原因です。

こちらは所謂、いぶした状態になっています。日常生活を行っていると、空気中等に含まれる硫黄が原因で表面が徐々にいぶされていきます。容易にそうぞうはできると思いますが、黒ずんでしまうと、光沢は失われます。

製品の状態では溝になっているところを意図的にいぶして陰影を強調するということをやっていますが、本来光沢を出したいところが黒ずんでしまうのは、微妙ですよね。(それが良いという場合もあるので一概には言えませんが)

細かいキズをどうやって消すのか?

ざっくり説明するならば、表面を削って平らにすることで表面を滑らかにします。

私を含め、アクセサリーを製作する人であればこの辺はよくご存じかと思いますが、
まずは粗目のやすり等で全体を滑らかにし、徐々に目の細かいやすりや紙やすりで表面の凹凸を少しずつ平らにしていくということをするのですが、普段そういう作業をしない方は、そんなにいっぱいやすり持ってないでしょう(笑)

今回は技術や専門知識なくても使えるお手入れグッズをいくつかご紹介します。

1.シルバークロスで拭く

シルバークロスってご存じでしょうか?

例えばこんな感じの布です。

シルバークロスには研磨剤が含まれています。そのため、これでシルバーアクセサリーを拭いてあげると、正面の細かい傷を消すことができ、購入時のような光沢感がよみがえります。

ただし、シルバークロスで消せるキズはあくまで日常生活でくつような細かいキズくらいです。過度に期待はしないでください。

あと、メッキ加工されているようなアイテムだと、メッキを削ることになってしまうので注意が必要です。

2.歯磨き粉

意外かもしれませんが、歯磨き粉は結構使えます。

歯磨き粉には研磨材が含まれているので、少量つけて拭いてあげることで表面を綺麗にすることができます。

過去に、宮城の蔵王温泉に行ったことがあるのですが、ここの温泉はかなりの硫黄泉でした。そのためシルバーアクセサリーが真っ黒になってしまったのですが、旅館にあった歯磨き粉で軽くこすってやることで黒ずみをとることができました。

一応注意頂きたいのが、最近の歯磨き粉ではスクラブのような大き目の粒が含まれているものもありますが、あれでこすってしまうと大きなキズがつく可能性があります。

そのため、ホテルや旅館においているようなペースト状になっている歯磨き粉を使うことをオススメします。

大きなキズができてしまった場合ははどうすればよい?>

固いものに激しくぶつけて変形してしまったり、凹んでしまうこともあるかと思います。

もしそうなった場合は、購入したショップやお直しをやってくれるジュエリーショップ等に相談ください。特に高い者の場合、自分で取り返しのつかないことになる可能性もあります。自分の手で負えないと思ったらプロに頼ってください。

いかがだったでしょうか?

ちょっとした手入れでシルバーアクセは長く綺麗な状態を保つことができますので、是非実践してみてください!

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