アクセサリー製作の道工具について

こんばんは!

さて、今回は私がシルバーアクセサリー作る際に使う道工具についてご紹介させていただこうかと思います。

ここを見てらっしゃる方の中には、もしかしたら、自分でもシルバーアクセサリーを作ってみたいな、と感じている方もいらっしゃるかもしれないので、そんな彫金初心者の一助となればよいかと思います。

以前の記事でシルバーアクセサリーの作り方をいくつか紹介させていただきましたが、今回は、彫金とロストワックス法で製作する際によく使用する基本的な道工具類について紹介させていただきます。

1.道工具の紹介

やすり

造形、サイズ調整、仕上げ全てに使用する道具ですね。

写真を撮っているのは、余裕しているやすりの一部ですが、様々な目の細かさのも、形状の異なるもの等、色んな種類のを十数本そろえています。

本当に極めるならそれでも少ないくらいですが、、、

紙やすり

削るという点においては普通のやすりと大きく変わりませんが、
削る場所や範囲によって自由に形状を変えられるのでこちらも重宝します。
細かい調整や細かい傷の補修、仕上げに用いることが多いです。

糸鋸

地金やロストワックスを切り出すのに使用します。

厳密にはロストワックス用と彫金用では刃が異なります。

彫金用の刃は細く、目も細かいので、ワックスに用いると摩擦熱でひつういてしまい、綺麗に切り出せないので注意が必要です。

芯棒

リングの成形(リングを新円に仕上げる)やサイズ調整等に用います。

ロストワックスの場合は芯棒に固定して、細かい造形を彫りこんだりするのに使っています。

スプリングコンパス

一定の幅でケガキ線を引くときや、円のケガキをするときに使用します。

本来はカニコンパスが一般的ですが、ホームセンターで買ったものを代用しています。

バーナー

地金のなまし、ロウ付けに使用しています。

私が使っているのはハンディタイプですが、地金量の多いアイテムに対しては火力が不足しがちなので、本格的にやるなら大型のバーナーがオススメです。

スパチュラ

こちらはロストワックス専用のアイテムです。

ロストワックスに細かい彫りや造形を仕上げるのに用います。

ちなみに歯医者さんでも同じようなものを使われていたりしており、私が使っているものも一部は歯科医用だったりします。(笑)

ヤットコ

こちらは彫金用。ざっくりいうと彫金用のペンチです。

通常のペンチって先端に滑り止めのためのギザギザがありますが、それだとアクセサリーを傷つけてしまいます。そのため、先端が平らになっています。

2.道具ってどこで揃えるの?

彫金用の工具は専門の業者で購入するのが無難です。

アマゾン等でも購入可能ですが、ちょっと高かったり、ピンポイントで欲しいものが見つからなかったりします。

とはいいつつ、私は結構100均やホームセンターで使えそうな道工具を買って代用していることも多いです。

では、オススメのサイトを下記で紹介します。

コモキン

http://www.comokin.co.jp/

彫金師の整地、御徒町に本社を構える彫金工具、材料の大手です。
ここを見れば必要な者はほぼそろいます。
ただし、通販でカード決済できないのが少し残念ポイント。

シーフォース

https://www.tools-shop.net/

こちらも大手。特に機械関係の道具が充実している印象です。

またロストワックスの鋳造も手がけているので、そういう点でもお世話になることは多いメーカーかと思います。
ちなみにここの通販はアマゾンアカウントで決済可能です。
そのためついつい色々買っちゃいます(笑)

さて、いかがだったでしょうか?

今回は紹介しきれませんでしたが、この他にもいろんな道工具を使ってアクセサリーは製作しています。いつかその辺もご紹介できればいいなと思っていますので、その際はマニアックな話にお付き合い頂ければ幸いです。(笑)

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