シルバーアクセサリーの作り方、知ってますか?

こんばんは!

さて、今回はシルバーアクセサリーってどうやって作られるのかを解説しようかと思います!

なんで製造方法??ファッションアイテムとしてシルバーアクセサリーつけるのに作り方とか知って意味あるの?
という疑問を持たれるかもしれませんが

実は知ってたほうが、シルバーアクセサリの目利きがある程度できるようになります!服での縫製の良し悪しとか見たりしますのでねー

あまりシルバーアクセサリーを買いなれていない、買ったことないというシルバー初心者には、シルバーアクセとか高すぎる!ブランド代でぼってるんでしょーとか思われてるかもしれません。

しかし、製造プロセスを知ることで、どれだけの苦労があってこの作品が生み出されたのか、どういう技術のもとに成り立っているのかに思いをはせることで、より一つ一つのアイテムに愛着を持って接することができると思います!

まず、ざっくりシルバーアクセサリーを作る方法は、以下の3つに分けられます。

  • 彫金
  • ロストワックス鋳造
  • 銀粘土

これらはプロであれ、個人作家であれ、基本同じです。

では彫金から説明していきます。

<彫金>

彫金とは、読んで字のごとく、「金属を彫る」技術です。下の写真のような綺麗な装飾は、実際に金属を彫りこんで仕上げている作品です。

引用:http://www.tebori-jewelry.com/technique-tebori_1.html

彫金はこの他金属を加工すること全般が含まれます。

例えば私がインスタに投稿した以下の作品は、シルバーの板を切り出し、装飾のパーツをロウ付けし、石留めをしています!

って専門用語だらけでわけわからんですよね(笑)解説します!

ロウ付け・・・母材(ここではシルバー)より融点の低い金属を使って、のりのように引っ付けること。ブレスレットやチェーン等にはよく使われています。これの良し悪しで技術力がわかります!

石留め・・・金属で宝石を作品に留めること。留め方は色々。ちなみに上の画像は覆輪留めという手法を使っています。

プロは皆さん、彫金技術を身に着けています。

彫金はじめるにはそろえるべき道具や設備がめちゃくちゃ多いですが、ある程度技術と道具が揃うと大体なんでも作れるようになります!

では、次にロストワックス鋳造について説明します!

<ロストワックス鋳造>

ロストワックスとは、簡単にいうとろうそくのロウみたいなものです!

作品の原型をロストワックスで作っていきます。

その後、ロストワックスを石膏で型をとり、一回加熱します。

すると、ロストワックスだけが溶けてなくなり、空洞ができます。そこにシルバーを流し込んで形を形成するというやり方です。

引用:https://item.rakuten.co.jp/lovecraft-kyoto/c/0000000341/

この方法は市販で出回っているシルバーアクセサリーではほとんど使われている手法です。

わかりやすいものでいえば、スカルリングなんかはロストワックスで作られているものがほとんどです。

その理由は「量産が可能」なためです。

量産したい型のゴム型を作って置けば、そこにロストワックスを流すことで同じ形のロストワックスを大量に作れます。

鋳造を手がけているメーカーだと、多量の注文を請け負っていますので、ワックスツリーなる鋳造する型を大量に引っ付けたものを作って鋳造しています。

しかし、鋳造して終わりではありません。

そこから石留めとしたり、微調整をしたり、いぶしを入れたりと最後に彫金技術を用いた仕上げが必要になります。

私はロストワックスからアクセサリー製作を本格的に始めましたが、
アクセサリー作りを極めたいなら彫金を学べ!と師匠に言われたものです。

あと余談ですが、ロストワックス鋳造は工業分野でも同じ形の部品を製作する際に使われてり、身近なところでは歯医者での銀歯作りなんかにも使われてます!

なので歯医者さんでアクセサリー作るという方、意外と多いんですよ?

最後に③銀粘土についてです。

<銀粘土>

シルバーアクセサリーを自作してみたいと思ったときに、手っ取り早く始められるのが銀粘土です。

銀粘土は、読んで字のごとく、銀が含まれた粘土です。

それをを自分の好きな形に成形したあと、焼くことによって銀以外の成分をとばしてやると、銀だけが残って作品ができあがるというものです。

お、これなら簡単そう!っと思われたかもしれません。罠です(笑)

銀粘土はお手軽に始められますが、極めて自分の作りたいデザインを作るのは至難です。

理由はいくつかありますが、一つは時間制限があるという点です。

銀粘土は時間経過で乾燥していき、固まってしまいます。適度に水分を与えてやることで固まるまでの時間を遅らせることは可能ですが、水分の分量を間違えるとぐちゃぐちゃになります。

そして銀粘土の値段が高いというのもオススメできない理由の一つです。

例えば、アマゾンで売っている銀粘土で20g 3516円です。1g当たり175.8円。
https://www.amazon.co.jp/%E7%9B%B8%E7%94%B0%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%B7%A5%E6%A5%AD-A-274-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC-20g/dp/B009X16Q4G

でも実際には水分や焼成の際に飛んでいくペースト等も含んだ重量なので、正味のシルバーのグラム単価はさらに上がります。

対して、先ほど紹介したロストワックス鋳造。鋳造してもらう会社、地金にもよるんですが、大体1g当たり140円程度の費用で製作できます。

そのため、プロの世界では銀粘土はほぼ使われていません。

(たまに葉っぱの表面等の自然のテクスチャーをとるために使われることはあるくらい)

さて、いかがだったでしょうか?

今回は代表的なシルバーアクセサリーの作り方について紹介しました!

それぞれもっと深い技術や歴史もあるので、詳しい話は今後していければいいかなーと思ってます。

マニアックすぎて需要あるかわかりませんが(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です